レッドシティー編 2.3南国の魔境 1)蒸し暑い街 一方南へと旅だったニコとコンペイは鉄道貨物に潜り込み、アリシアに言われた レッドシティーのバレーボールチームを目指した。 貨物室の小さな隙間からはいつも海が見えた。 途中で長い橋を渡った。 下に見える海には渦が巻いているように見えた。 彼らはレッドシティーの引き込み戦に列車が停車したとき降りた。 時間は朝の4時頃であり、まだ日が上っていなかったため、危険を避けて 列車の影で太陽が昇るのを待ち行動を開始した。 それにしても蒸し暑い街だ。 彼らは恐る恐るバレーボールチームを探し始めた。 街を歩いているのは女性ばかりで、男性は彼ら以外一人もいなかった。 所々でソースのこげるにおいがした。 ニコは何か嫌な予感がしていた。 「何かややばいかも」 しかしコンペイは常に楽観的である。 「人間あまり心配しててもしょうがありませんよ」 そのときである!前方から4人の男達が必死の形相で走ってきた。 男達は皆頭をツルツルに剃り上げてあり、額に様々な色で4桁の数字が入れ墨されてあった。 「管理官達が追って来たぞ!!おまえ達何してるんだ!!早く逃げろ!!」 訳も分からないままニコとコンペイは一緒に逃げ、6人は裏路地を通って半地下の駐車場の影に隠れた。 [セブンシスターズ・10ページ]
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