男殺し・河上加代




・・・・・・薄れゆく意識の中で俺はこの喧嘩を挑んだことに後悔した・・・・でも
もう遅いんだ、・・・・遅い・・・・・



１．事件



俺は松本義重。高校３年。

俺の通っている沼田学校はどうしようもない不良高校だ。

ケンカ、リンチ、売春、レイプ・・・そんなのは日常茶飯事だ。

で、一ヶ月前に新設されたお隣の私立聖亞学園は俺の学校と大違いのスポーツ万能の
奴だけ通う女子高校。

結構かわいい子ばかりで色々な雑誌にも出ている。俺もある生徒に目をつけていた。

一応公園によんで告白はしたが、「不良は大っ嫌いです！！！！」なんて言われ
ちゃって、去ろうとする彼女を捕まえて、必死に俺の熱意を伝えたがまったく駄目・・・・

俺がこんなに頭を下げているのに、あいつときたら人を見下した目をしやがったんだ。

さすがの俺も頭にきて、嫌がる彼女を林の中に連れて行き、ヤッちまった。

・・・・・我慢が出来なかったんだ・・・・最初は必死で抵抗していた・・・・いろ
んな所を引っ掻かれたり、殴られたりしたよ・・・・でも思いっきり女の顔を拳で何
発も殴った・・・・そしたらよーあいつったら何もしなくなったんだ。

俺はズボンとパンツをおろし、「息子」を女の中に入れた・・・さすがに濡れて無かったから痛
かったと思うよ・・・俺は我を忘れて腰を動かしたんだ・・・ヤッた後、死んだ魚の
様な目で睨まれたな、俺は・・・

そして最後に一発蹴りを入れといた。「そんな目で見るんじゃねー！！」って・・・・

（今思えばあんなことをしなければこんな事にはなってなかった。）




[２ページへ]

[戴き物展示場へ]