逆転世界 時は2190年、世の中の状況は2034年よりもさらに衝撃的なものになっていた。 人口の7割は女性であり、今や完全な女性社会となっていた。 町では多くの女性が堂々と闊歩しており、わずかにいる男性は女性達の邪魔にならない様に恐る恐る道の隅を歩いていた。 このときの両性の体格を以下に示す。 女性:2034年175cm60kg→2190年200cm90kg 男性:2034年168cm50kg→2190年155cm40kg 仕事や社会活動は女性のみが行っていた。 女性は幼いときから、勉強もスポーツも限界まで行ってきており、知力体力とも男性が相手になるようなレベルにはなかった。 仕事の能力もない、家事をこなすこともできない、男性は、何をするでもなくただ、女性を恐れながら女性により活かされていた。 女性の庇護を受けられない男性はいわば野良犬の様に惨めにうろつくばかりであった。 この時代ゴミや残飯は公園などの公共施設には存在しないため、このような野良男は自分たちの身体を売って生きながらえるしかなかった。 ただ、彼ら独自では女性達との交渉ができないことから、女性のブローカーが間に入っていた。 この時代の男性は女性の庇護無しでは生命すら保証されない状態にあるといえる。 野良男は一般に、夜の町で1晩10人の女性客をノルマとして取らされる。 この時代、遺伝子操作によって、性交渉による妊娠はなくなり、男性の精は栄養として女性の活力の元となっていた。 女性は性交渉による精の吸収を重ねるごとにより、いっそう筋肉質になったり骨格の成長を促すこととなる。 特に女性のうちでも闘志を高める、スポーツ選手や格闘家などは男性の精を重宝し、競って男を買い求めた。 代わりに男性は精を吸い取られるごとに筋肉が分解し、筋繊維が細く少なくなっていく。 このため、野良男はどれも痩せ細っており、限界まで痩せ細った後にその生涯を閉じることとなる。 ここでは、野良男の身に起きた衝撃的な例を紹介する。 日も暮れた地方都市の裏通り、ネオンの間に巨体を揺すりながら4人の女性格闘家が男を求めて歩いていた。 彼女らは皆2m40cmを越える身長で体重は300kg近くある堂々たる体格である。 彼女らに小柄(それでも2mはある)な女性ブローカーが近づいた。 女性ブローカーは女性格闘家達の中でリーダー格の女性に言った「今日は最高の男がいますわ。 あと1回か2回でそいつは限界になると思いますわよ」男性の生命が終わる最後の精は特に滋養効果が高いとされ、可能性のある野良男は高い値で売買されていた。 女性格闘家達はネオンがまぶしいビルの4階に通された。 そこには7人の男性がパンツ1つで座っており、買い手が付くのを待っていた。 どの男も膝小僧が小さく、脚はその膝小僧よりもさらに細く、彼女達の足首よりも細かった。 胸から腹部にかけてはあばらの形状がくっきり見え、骨と筋が浮き上がったウエストは彼女らの筋肉質な腕よりも幾分細い。 彼らの何人かは小刻みに震えている。 「これは上物がそろっているわね」彼女たちは嬉々として口々に噂し合った。 [逆転世界・2へ] [頂き物展示所に戻る]
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